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2022-03

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なんで鹿の駆除をするかって話

画像データあったから折角なのでそんな話を。

まず大前提として、よく言っているが、生物の世界には100%はない。
計算上そういう傾向があるというものを「そうである」とすることが多い。
これが理解できない人が多いからSNSでこの話は出来ない。

で、下はいわゆる生態ピラミッドだが、
今の日本の生態ピラミッドは右の様になってしまっている。
鹿だけ三角形が歪。
何故なら人の作った草地や畑の物を食べているから。
鹿だけ上に何も乗っかっていない。
何故なら天敵らしい天敵がいないから。
しか
鹿を捕食するものとしては人間、ヒグマ、野犬辺りがいる。
あとは小さい頃はキツネなんかにも食われるが数は微々たるもの。
天敵と言えるのは人間位だ。

本来の生態ピラミッドでは、環境変化などで図Aの紫部分が増えると
その下、食われる側の青は減り上の食う側、黄は増えるて図Bの状態になる。
そうなると今度は餌となる青がなくなる上に天敵の黄が増えたことになり、紫は減る(図C)。
そんな増えた減ったの繰り返しで最終的に図Dに落ち着くというのが生態ピラミッドの考え方。
しか2
で、現在の日本。
今はEの状態だが、このまま鹿が増え続ければFになる。
天敵がいない上に草地や畑といった食料もあるから自然任せでは早々減らない。
そうこうしているうちに鹿に押されてその横のピラミッドはどんどん小さくなる。
しか3
更にこのまま進むと餌が足りないという状態に陥ることもある(図G)。
その場合、影響は他の動物にも広がる。
恐ろしいのは鹿が草食動物だという点。
餌=植物なので、植物食の動物、ひいてはそれを食べる捕食者、すべてに影響する。
そして生態ピラミッド自体が縮小することになれば、そこからあぶれた動物は
「絶滅」するということにもなりかねない。

これは食べられる側、植物でも同じ。
現在、鹿に食われて生息域を減らしている植物がかなりある。
温暖化のせいで鹿が山の上の方に上ってくるようになったのも一因になっている。

鹿の減少を自然に任せるというのはGの状態を待つという事になる。
それじゃまずいから人間の手で鹿を減らしていこうというのが今の考えかた。
農作物食われるとか交通事故とかで人間が被害を被っているからって
だけの話ではない。
そもそも昔は人間がちゃんと鹿の天敵の役目を果たしていた。
狼が~なんて言う人もいるが、狼の主食は小動物だったりする。

なにより、鹿がこんなに増えてしまった原因の一つが人間。
人間が牧草地をそこら中に作ったことが鹿の栄養状態をよくして
その増殖の一因となっていることが研究から示唆されている。
地球の温暖化も、鹿が冬に死ななくなった原因。
これは人間のせいかどうかちょっと微妙だけど、多少は関係あるだろう。

人間のせいで増えた鹿が他の生物に迷惑かけてるんなら
人間が責任をもってその数を減らすべきだという考え方は
そんなにおかしくはないと思うんだがなあ。

ちなみにこの生態ピラミッドのパターン、
鹿の代わりに鯨でも同じことが起きていると考えられている。
唯一ともいえる天敵が捕食しなくなったんだからそりゃあねぇ…

そして、日本で駆除対象となっている動物も大体これ。
天敵が人間しかいない動物がけっこういるってことだなあ
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